スタンガン

.jp」比較・解説・人気

スタンガン.jp

人体に及ぶ危険性

更新日: 2010/3/31

 スタンガンは電極を相手に身体に数秒押し付けると、電極から放電される高圧電気により一時的に麻痺状態になり、相手を動けなくすることが出来ます。ただし、これはあくまでも電極をきちんと押し当てた場合の効果ですし、それにしても押し当てる部位によって効果が異なることがほとんどです。

 効果の高い部位は肩・脇腹・背中など全般としては脂肪や筋肉の薄い、神経が近そうな場所全般に押し当てるのが効果的と言っていいでしょう。もちろん服の上から押し当てるよりも、肌に直接電極を押し当てる方が、効果的になるのは言うまでもありません。

 電圧の高いスタンガンですが、電流は非常に微弱なため、短時間の場合は人体への影響は少ないです。コンセントに流れる電気のほうが危険なくらいです。それでも長く流したり、心臓の弱い相手に使用するなどした場合はこの限りではありません。

 スタンガンから流れる電気で一時的に脳から神経・筋肉に伝える信号の流れが妨害されます。押し当てた瞬間から激痛が走ります。それにより、一時的に動けなくなる、もしくは動きが鈍くなります。効果的なのは3〜5秒連続で流すことですが、ただ押し当てるだけでは抵抗され、すぐに離れられてしまうでしょう。なお、押さえつけながらスタンガンから電気を流した場合、使用者には電気が流れてくることはありません。

 スタンガンを押し当てられた部分はしばらく痛みが残ります。また、電圧にもよりますが、電極を当てた部分が赤く腫れたようになります。電圧が高い場合は水ぶくれのような症状を起こす場合もあります。

 首から上部(延髄・顔面)、心臓、性器などの急所には接触させないで下さい。相手に必要以上の衝撃を与え、場合によっては過剰防衛とみなされます。威嚇を前提とし、正当防衛の最終手段としてのみ放電機能をお使い下さい。

 電気を流したショックで転倒し、頭を打つなど二次的被害も起こる可能性はあります。

 効果には個人差があります。「慣れ」によって電圧の低いスタンガンで効果が得られない可能性もあります。

 「スタンガンで気絶するのか?」ということはよく聞かれますが、実際は気絶するようなことは殆どありません。テレビなどであるのは過剰な演出だと思われます。電流が高いものについてはこの限りではありません。

登場するスタンガン一覧